正直に言います。

私は最初から
完全分解クリーニングをやっていたわけではありません。

一般的なエアコンクリーニングもたくさんやってきました。

でもある時から、仕事が終わった後も
ずっと気持ちが重くなるようになったんです。

通常クリーニングで臭いのクレームが来た

ある日、
通常のエアコンクリーニングを行ったお客様から一本の連絡が入りました。

「また、臭いがするんです‥」

正直、胸がギュッとなりました。

ちゃんと洗った。
手順も間違っていない。
見た目もキレイだった。

それでも
臭いは戻っていた。

その場で、逃げられなくなった

すぐに現場へ行き、
エアコンをもう一度開けました。

そこで目に入ったのは、
通常クリーニングでは触れない
送風ファンや奥の汚れ。

「あぁ‥ここだ」と

キレイにしたつもりだった

表面は確かにキレイでした。
でも、奥は残っていた。

つまり私は、
お客様に安心ではなく
勘違いを渡していたんです。


それが一番悔しかった。

このまま続けたらダメだと思った

その日を境に
通常クリーニングに
強い違和感を持つようになりました。

「また同じことを繰り返すかもしれない」
「次は別のお客様かもしれない」

そう考えると、
もう前みたいには作業できませんでした。

だから、調べ尽くした

答えが欲しくて
SNSでエアコンクリーニングについて
徹底的に調べました。

失敗例、臭いの原因、分解範囲、
本当にキレイになる方法。

そこで初めて知ったのが、
完全分解クリーニングでした。

「ここまで分解するのか」
正直、衝撃でした。

横浜で研修があると知った瞬間

さらに調べると、
横浜で研修を実施している業者があると分かりました。

その瞬間、
もう迷いはありませんでした。

すぐにその業者に連絡を取り、研修を受けに行きました。

遠いとか、時間がかかるとか、
そういうのは後回しでした。

「中途半端なまま続けたくない」
「本当にいいものを提供したい」
その気持ちの方が強かったからです。

中途半端な仕事は、したくなかった

「知らないまま続ける」のが、
一番ダメだと思ったからです。

中途半端な知識で、
中途半端な仕上がりを出して、
お客様に「キレイになりました」と言う。

それだけは、どうしてもできなかった

覚悟を決めて、完全分解を選んだ

完全分解は正直ラクじゃありません。

時間もかかる。
1日にできる台数も限られる。
効率も良くない。

それでも私は、
自分の仕事に嘘をつきたくなかった。

家族が吸う空気だから

エアコンの空気は、
毎日、家族全員が吸う空気です。

寝ている時も、
食事している時も、
子どもが遊んでいる時も

だから私は、
見えない奥まで分解して洗う方法を選びました。

あの臭いのクレームがなければ、
今も中途半端な仕事を

続けていたかもしれません。